「経理に任せてるから安心」は本当?
気づいた時には“お金が残ってない”という現実
「うちの数字? 経理の◯◯さんが全部見てくれてるから、大丈夫ですよ」
そう話していた社長が、半年後に焦って僕に相談してきたんです。
「なんかお金が残らないんだよね。赤字じゃないはずなのに…」と。
……よくある話です。
そもそも経理と社長の役割は違う
「処理」と「判断」、どちらを社長が担うべきか?
実はこの「経理に任せてるから大丈夫」という考え方。
会社の“静かな破綻”を見逃す一番の原因なんです。
経理はあくまで「記録・処理」のプロ。
でも、経営判断をするのは社長の役目です。
たとえば──
- 今月の売上よりも現金残高が減ってる理由
- 「利益が出てるのに、なぜか通帳が寂しい」
こうした“違和感”は、社長自身が数字を見てないと気づけません。
社長が最低限見るべき「3つの数字」
とはいえ、「経理のプロになれ」とは言いません。
社長が見るべき数字は、実はこの3つだけです。
① 現金残高──通帳の数字は命綱
→ 口座にいくら残ってるか。
どんなに売上が良くても、現金がなければ倒産します。
② 粗利──売上よりも利益に注目を
→ 売上から原価を引いた実質の稼ぎ。
「売れてるけど全然利益がない…」は、ここを見落としがちです。
③ 固定費──出ていくお金を甘く見るな
→ 毎月必ず出ていくお金。
高すぎると「黒字倒産」の原因に。見直せばすぐ利益に直結します。
この3つを、月に1回でも自分の目で見る習慣をつけるだけで、
経営の“舵取り”は全く変わります。
月1回見るだけで経営は変わる
「数字は苦手で…」と言いたくなる気持ち、すごくわかります。
僕も昔は、帳簿を開くたびに目をそらしてました。
でも、数字を“武器”として持てたことで、
・利益が毎月しっかり残るようになり
・社員に安心して給与も出せるようになりました。
「数字を見る社長」こそ、会社を守れる
数字を見るのは、「守るため」です。
会社を、社員を、そしてあなた自身の未来を。
まずは、今月の「現金残高」だけでも見てみてください。
最初の一歩は、たったそれだけで大丈夫です。
